「Yahoo!とMicrosoft(bing)の提携の波紋」

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Yahoo!がなんと、検索事業で
Microsoft(bing)と提携するようです。
Takumaです。
 

【波紋】
1 水面に物の落ちたときなどに、いく重にも輪を描いて広がる波の模様。
2 次々と周囲に動揺を伝えていくような影響。「政界に―を起こす」「若者の間に―を呼んだ番組」(by Yahoo!辞書)

 

2008年9月。Google と Yahoo! の「広告事業提携」について、米司法省がストップをかけました。

▼takumart.net「IT業界のドッキン」▼
http://www.takumart.net/wordpress/archives/595

約一年後・・・
今度は、Yahoo!がMicrosoftとの「検索エンジン提携」をすると発表がありました。

ちょっとやそっとの激震じゃないのが各種ニュースをみるのと、業界に身を置くものとしてヒシヒシと感じています。
まずは、どんな事態になってるのかを把握せねば!!

■なにが起きてるのさ!!■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

Google と Yahoo! の「広告事業提携」に猛反対したMicrosoft。
一方で、米Microsoftと米Yahoo!も同時に提携話をすすめていた。

今回、結局の所はGoogleの米検索市場にたいして、提携をする事でシェアを共有化しようというのが一般見解のようだ。

▼Yahoo!との提携は「前回の提案より不利な面も」とバルマーCEO ▼
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/30/news061.html

▼速報―MicrosoftとYahooの検索提携の主な内容▼
http://jp.techcrunch.com/archives/20090729microsoft-yahoo-search-deal
-the-most-important-facts-and-some-opinion/

提携のポイントを列挙しよう。

(1)MicrosoftがYahoo!に検索エンジン技術を提供
⇒検索エンジンの開発と技術はMicrosoftが担う。

(2)ahoo!は両社の検索広告主への独占的販売をワールドワイドで引き受ける
⇒それを活用した検索広告販売はYahoo!が担う。

(3)契約期間は10年
(※最初の5年間は、Yahoo!の直営サイトで発生した検索事業収入の88%をMicrosoftがトラフィック獲得コスト(TAC)として支払う。)
⇒しかし、検索部門以外の包括的な提携にはいたらなかった。

(4)来年初頭までに提携が認可、契約手続きが完了する見込み
⇒今回の提携では「税率が高く、前払い金が少ない」ことに関連してMicrosoftにとって不利な面もあるようだ。

(5)今回は、Microsoftの事業買収ではなく、Yahoo!との協力的な提携である
⇒Microsoftは昨年、446億ドルのYahoo!買収案を提示したが、結局破談となった。

こんな感じだろうか。日本の市場影響については、

▼日本のヤフーも「Bing」採用へ 米Yahoo!とMSの検索提携で▼
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/30/news029.html

▼日本のヤフーも「Bing」採用へ 米Yahoo!とMSの提携で▼
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/it/internet/284162/

・「Yahoo!JAPANの検索エンジンにもBingを採用する可能性が高い」
・広告販売のプラットフォームは「Yahoo!子会社のオーバーチュア」のから、MSの広告入札システム「AdCenter」やBingの広告プラットフォームに切り替えることを検討

結局の所、すんごく簡単に個人的な印象(←あくまで)をまとめると・・・

・「技術屋のMicrosoft」と「営業のYahoo!」が提携して、「検索特化のGoogle」のシェアを共に奪おうというもの。
・「Microsoftのbing」が画期的な検索アプローチをした事で、「Yahoo!のサービスモデル」との親和性が生まれた。
・「Microsoftの強固な買収姿勢」が緩和して「Yahoo!も自社を継続できる」ので合意した。

■Googleの圧倒的具合はすごかった■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

Googleの米検索市場についてだが、bingのシェア拡大の雰囲気について7月24日にこんな記事をまとめた。
そう・・・まとめてばっかで、この事態な分けですよ・・・

▼takumart.net「bingはその後のシェアは?」▼
http://www.takumart.net/wordpress/archives/861

⇒2009年7月前半:Bingの米市場シェア12.9%
「アメリカ市場で躍進し、12.9%のシェアを得ている。これによってBingはYahoo Search(10.15%)を抜いた。」という記事。

⇒2009年7月前半:Googleの米市場シェア72%以上。
「圧倒的ではないか!わが軍は!!」と叫んでしまいそうになる。

単純計算でイメージしてみよう。
「Google 72%」 VS 「bing(23.05%=12.9%+10.15%)×「シナジー倍率(x)」
この「x」がどの程度になるかで、Googleを脅かすかが掛かっている。

しかし、圧倒的にGoogleを打ち負かせば良いという問題ではない。

▼Microsoft-Yahoo!の提携、その課題とメリットは▼
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/30/news026.html

10年間のWeb検索提携を結んだ。だが、ほかの広告事業の統合や、より深い結びつきを提案するには至らなかったのだ。
その先にある問題とは、まさしく「独禁法」の問題なのである。

■bingの採用の先に考えられること■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ココ最近、検索サービスとリアル企業やサービスについて企業提携が取りざたされてきた。
各検索サービスやポータルサービスとの連動性を高めて、ビジネスチャンスを広げようとする動きだ。

当然、ユーザーとのコンタクトポイントのスタートの一部を担う検索サービス/ポータルサイトはその実践場となる。
この提携についての波紋は、WEB開発や広告業界だけではない。

▼マイクロソフトとYahooの検索提携:ウォールストリートは今のところ好感せず▼
http://jp.techcrunch.com/archives/20090729wall-streets-reaction-
to-the-microsoft-yahoo-search-deal-not-good/

この評論では、MSからの前金が無かった為に、Yahoo!の株価が下落した。
つまりは、投資家からはよい反応が得られていない。という内容である。
まー、株については詳しくないので、あんまり語らないが・・・

下落の要因はそれだけで無いように思える。

▼Microsoftにとっては成功、しかしYahooは頭にガツンとBingを喰らう―検索エンジンとしては死亡▼
http://jp.techcrunch.com/archives/20090729yahoo-got-binged/

契約は10年。実験は続けるとしても、WEBを今まで牽引してきた大いなる力。「検索技術」についてYahoo!は撤退をしたともみれる。

個人的な浅はかな見解かもしれないが、「Yahoo!はWEBサービス代理店」に専念するのかとも思う。サービス基盤や、展開地盤の中枢をMSに譲り。

長期視点で見たときにYahoo!が一人勝ちすることは、難しいように過去の検索市場の歴史を考えると思える。
しかし、ユーザのコンタクトポイントとして、ポータルや検索からの比率がさほど高くないというデータも見たことがある。

「Bing」の登場は、検索シェアだけでなく、WEB業界の勢力図まで短期間で動かすパンチ力を持っていた。
もしくは、状況を動かせる。確信させるだけのポテンシャルがあると、トップリーダー達が判断したといえるのではないか。

■2つの巨大サービス/企業という戦略■■■■■■■■■■■■■■■■■■

不況のあおりは、安定期に生まれた緩みのあった、あらゆる各業界のバランスに変革を生ませる。
こんな感じのことを経済アナリストの人が耳にしていた。

「Googleの検索」VS「Yahoo!とMicrosoftのbing」この二極化(2つの巨大化生き残り)についてこんな記事が残っている。

▼MS-Yahoo!提携で、Bingは「超人ハルク」になる▼
http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0907/30/news041.html

最近、日本国内でも「サントリー」と「キリン」が同じような動きをみせているが・・・

▼キリンとサントリー「対等合併」 焦点は創業一族株の行方▼
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000000-jct-bus_all

前者は国際市場でおきていること。後者は国際市場に目を向けて、国内で行われている動き。
サントリーの佐治信忠社長(63)はこの数年、「ストロング・ナンバー2」という表現を使っていたが、くしくもWEB業界でも似た事がおきた事になんか危機感すら覚える。

そんな今日この頃です。

■P.S:今日の気になったサイト■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

▼SUS -SHIBUYA UNIVERSAL SOCIETY-▼
http://www.sus-shibuya.com/

●んで、一言

スタイリッシュでインパクトの強いフォント(もってるけど、名前わすれたw)
をベージュベースにトーンも合わせた心理四原色で着色して配置する。

そんな、トップなのですがオールドチックかつオシャレ。これ、渋谷の複合ビルのサイトらしいです。
シンプルで情報が少ないのですが日本人向けでも、英字の文字組みってセンスよく組み合わせるとこんなに見るに耐えるんだと思わせてくれるサイト。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

6 Comments

  1. it is only a matter of time before Bing Microsoft acquires Yahoo search engine*.-

  2. Bing microsoft is the best investment of Bill Gates”.~

  3. Bing and Google are both great search engines and they yield almost similar relevant results “

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