「サイト設計とSEOの共存:後編」

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サイト設計という境目が曖昧な領域。
WEBマーケとの共存は日進月歩。
Takumaです。
 

【共存】
[名](スル)《「きょうぞん」とも》二つ以上のものが同時に生存・存在すること。「動物と人間とが―する」(by Yahoo!辞書)

前回から引き続き、、「サイト設計とSEOの共存」についてです。

■3.クローラールールの調査■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

設計のメイン領域について話を掘り下げます。

日本国内で重要視されている3大ポータルサイト「Google」・「Yahoo!」・「msn(bing)」。
この内クローラールールについて厳格に中立的な立場を守り、その見解を公表しているのは・・・Googleだけだと思います。
(※商売が絡む以上、出資したらそこに優遇しなすしね。特にその傾向が露骨なのがYahoo!。)

そんな訳で、そのGoogleさんをメインに調査
(↑それ以外は自分で検証するか、サードパーティーの検証結果を追うしかないしw)

▼ディレクトリ階層の深さとランキングは関係ない▼
http://www.sem-r.com/0702/20070726093648.html)

⇒米GoogleウェブスパムチームのMatt Cutts氏はWordCamp 2007において、
URLの階層の深さ(つまり / スラッシュの数)とランキングは関係がないことを明らかにした。
(by Google Matt Cutts氏:2007年07月26日)

▼Googleは、どのくらい深い階層までクローリングするのか▼
http://www.suzukikenichi.com/blog/how-can-i-make-sure-google-reaches-my-deeper-pages/

⇒ここでいう階層は、ディレクトリ(フォルダ)の階層ではありません。トップページからいくつのクリックで到達できるかのリンクの階層です。
URLに現れる階層というのは、クローリングという点ではさほど重要ではありません。
サイトの階層構造で気にかけるのは、リンクの階層(トップから何クリックで到達できるか)のほうです。
(by Google Matt Cutts氏:2009年06月08日)

▼Googleは、どのくらい深い階層までクローリングするのか▼
http://www.sem-r.com/seo/20090420072925.html
⇒検索エンジンフレンドリーなサイト構造についての質問とGoogle Matt Cuttsによる回答。
ユーザビリティやサイト管理の観点で扱いやすい、わかりやすいようにURL構造やパスを決定すればいいのです。一方でURL文字列もページの品質や関連性の判断基準になります。

▼Google SEOスターターガイド(3) – URLの構造▼
http://ameblo.jp/ca-seo/entry-10166883030.html

⇒Googleは、非常に複雑であっても全てのタイプのURL構造をうまくクロールすることができますが、
URLをできるだけシンプルにすることは、ユーザと検索エンジンの両者にとって有益です。

・URLに単語を使う
・シンプルなディレクトリ構造にする
・1つのドキュメントに到達するURLは1種類にする
(by 「Search Engine Optimization Starter Guide」)

Yahoo!も開発者ブログを出していますが・・・確信に近い情報はあんまないですね。

▼Yahoo!検索 スタッフブログ▼
http://searchblog.yahoo.co.jp/

▼Yahoo! JAPAN Tech Blog▼
http://techblog.yahoo.co.jp/

■4.クローラールールのサードパーティー情報■■■■■■■■■■■■■■

Googleの見解好評以外の、サードパーティーの調査結果としても・・・

▼サイト内被リンクを張り巡らす▼
http://www.seo-research.jp/reference/reference_insidelink.html

⇒(1) サイト内被リンクの少ないページは、検索結果上位にはあまり存在ぜず、下位に多い。
(2) サイト内被リンクには、外部サイトからの被リンクと同様に、SEO効果が認められる。

▼ディレクトリにはindex.htmlだけ、あるいはディレクトリがない。Yahoo!のインデックス削除も…▼
http://www.hyperposition.com/rumor/directory.html

⇒「ディレクトリをたくさん作りその中にindex.htmlしかない」とは、Windowsでマイドキュメントを開くと、フォルダしか見当たらず、そのフォルダを開くとファイルが一つしかない。
また別のフォルダを開いてファイルが一つだけ、これが延々と続くようなものである。

ストリクトやアクセシビリティはSEOに優先するべきであるとWeb作成のポリシーに目覚めたので、上記の手法とは決別した。

▼サイトを構築する場合、階層(フォルダ)はなるべく少ない方がよい?▼
http://www.sem-r.com/0701/20070104124541.html

⇒サイトマップを作成する時に、ユーザにとって情報を見つけやすくすると同時にクローラも全てのページに3クリック以内で到達できるように配慮しておくと良い。

これらのように、参考になる情報はかなりあります。
「SEO的に階層は浅いほうが良い」といわれてた例の通り、業界常識もクローラールールも日々変わるものなんですね。

■5.先進的な試み■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

一部の企業やサイトでは、サイトタイプや技術でも先進的な試みをしています。
これについては、かなりトップシークレットのようで検証結果が転がってる事はほぼないでしょう。

でも、見える領域やそれらのサイトの動向からいろいろな推測/評論を見ておくことで勉強になります。

▼日本語URLを導入するアマゾンの狙いはSEO?▼
http://www.alphaseo.jp/seo-column/070205_12719.html

■6.まとめ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

▼ポイント:
・URLはシンプルで、コンテンツ内容が明確に分かる単語が含まれてる事が望ましい。
・サイト階層を浅くする必用はないが、SEOキーワードを稼ぐ為の入れ子は推奨されない。
・”domain.com/page.htm”と”sub.domain.com/page.htm”のように、サブドメインとルートディレクトリから同じコンテンツにアクセスするページをもつこと。
・サイト階層自体よりは、リンク構造を設計にて張り巡らすことが重要。
・日本語URLの導入については、見解が統一化されていない。(ユーザーニーズ側面が強い)

▼総括:
ディレクトリ階層によるSEOは、コンテンツ内容が想像しやすいキーワードベースが中心。
注力すべきは、サイト構造の順序よりも、むしろリンク構造によるサイト内被リンクの構造化。
統一された、URLルールの下に、拡張性のあるサイト構造にすべき。

結果的には・・・

戦略に基づいたコンテンツ構成の基、ディレクトリ構成は上記の方針で策定。
後は、ワイヤーフレームで各コンテンツの役割を考慮して、サイト内相互を埋め込む。
外部リンク等に対しての施策も要素的に配置して・・・適度に運用負荷等も考慮して設計する。
専門的な検証や設計の改善指摘等はwebマーケの専門家の人に聞いて脇を固める。

という感じだと思います。
また本件については、時期を見て同行は調査してまとめたいと思います。

つくづく、他の職種と連携するさいの知識のノリシロは大事だなと思う。
そんな今日この頃です。

■P.S:今日の気になったサイト■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

▼休日のリズム | 東急リゾート▼
http://www.tokyuresort.co.jp/ja/index.html

●んで、一言

東急リゾートのコンテンツ。

余白を大事に縦での日本語配置をした、高級旅行雑誌のようなサイト。
写真と活字をメインに構成された高級感あるFlashサイトです。

サイトの要素自体は淡白なのですが、クリエイティブ力で深みをだしています。
基本に忠実なデザインの底力を感じるサイトですね。

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