「電通が2009年 日本の広告費 発表」

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インターネット業界にいます。
広い意味で広告業界にもいます。
Takumaです。
 

【広告】
広告(こうこく)は、宣伝活動の一つであるが、広告であるためには以下の3条件が整っていなければならないというのが国際的に見た広告の定義である。アメリカマーケティング協会やアメリカの多くの研究者の定義を踏まえて定義づけたものがある。 (by ウィキペディア)

 

バナーを一つ作る。キャンペーンサイトのLPOを作る。サイトのグランドデザインをする。サイトを一つ設計する。開発進行を行う。etc。

WEB業界で多くみられるこれらの事も、マクロで見れば、メディア広告活動の一環に含まれている事柄であり(WEBビジネスの側面も少なからずあるが)色々な、媒体形体や業界毎に、そのパイを取り合う熾烈な競争を日々行っているわけですよね。

トヨタのリコール問題まで、身近な生活レベルに関わる事を痛感している、Takumaです。当然、車産業が落ち込めば、販売にひもづく3Kも削られる(3K:交通費・交際費・広告費)訳で、我らクリエイティブの広告系業界にも他人事でないわけですよね。

そんな、ドキドキな日本の広告業界に足を突っ込んでいる、takumaには、ドキドキな毎年恒例の情報が公開されました。

■2009年 日本の広告費■■■■■■■■■■■■■■

▼ピックアップ▼
2009 年の日本の広告費は5 兆9,222 億円、前年比11.5%減

という資料が、電通より公表されました。広告業界全体としては、

(1)2009年の日本の広告費は5 兆9,222 億円、前年比11.5%減。
(2)2年連続で減少、インターネット、衛星メディア関連以外の各媒体が減少。

という概要です。各媒体業界の傾向も詳細に記載されているので、一見の価値ありです。

■まず、インターネット業界は?■■■■■■■■■

前々から、いわれていましたが等々の堂々2位に上昇です。

▼2位:インターネット 7069億円(前年比:101.2%)

【個人的感想】一見、数字だけ見れば大して成長していないようにも思えますが。広告業界が11.5%減の中で、大健闘ですよね。下記にもありますが、他の業界を見れば思いは尚更です。そもそも広告主の数や、その単価という点も考慮に入れられるべき点だとは思いますが、不景気に強い費用対効果がクリアなメリットが背景にあった事も挙げられると思います。

そして、優良セグメントに対するムダの無い広告費投下が他の媒体も含め重要視されている点が非常に気になります。ネットだけでも、検索にSNS発のサイト利用が多くなっている昨今、情報氾濫しているメディア業界の中でユーザーは、自分に適切な情報を代理して集めるコンテンツニーズを露骨に反映した結果ではないでしょうか。

不景気という世情と、デジタル化が進んでいる時代の中で、極端な結果になった印象も否めないですが、不景気は世の無駄な構造を再編するという意見もあります。インターネット業界がメディア全体を支える位置にシフトできる時代が来てくれると個人的にはいいのですが、新しいビジネスモデルも生まれやすい時期と言えるとも思います。

まだまだ、テレビ業界との開きは大きいですね。

■インターネット以外の業界は?■■■■■■■■■

▼1位:テレビ 1兆7139億円   (前年比:89.8%)

【個人的感想】やはり、影響が受けやすいのは、調整が比較的容易なスポット広告。しかし、リーマン・ショックから1年が経過した9 月頃からスポット広告に明るい兆しがみえ始めたようです。10~12月には、収益面安定してきた広告主が広告活動を徐々に戻し、スポット広告は前年並み近くまで回復したようです。業種別は、国家的イベントや経済施策。生活必需品は堅調ですね。ただし、嗜好品の類や保険は厳しい。本当に国民感情が直結してますね。

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▼3位:新聞 6739億円     (前年比:81.4%)

【個人的感想】如実にインターネット業界と比べられている新聞ですが、とうとうここに来て、電通の発表でも、インターネット業界に2位の座を譲りました。新聞社間の編集・印刷・輸送面での相互提携。ウェブや電子版の有料化、購読料値上げなど合従連衡やコンテンツの有料化戦略に取り組む動きが目立ったそうです。テレビ業界との連動で、ユーザーの認知を深めるという役割を担っていた新聞ですが、各媒体でもネットメディアにそのポジションを奪われたという意見が多いですね。

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▼4位:雑誌 3034億円     (前年比:74.4%)

【個人的感想】趣味趣向に関連が強い業界は、ある意味、既存のコミュニティや顧客層への堅実なセグメントに注力した感が他のメディアに比べると色濃くでているように思います。宝島社をはじめとする付録付きの女性誌、付録付きなどが好調とされています。書店でもテレビ特集でも目にする機会が多いワケですね。創復刊点数は135 点で前年より42 点減少。休刊点数は189 点で前年より3 点増加となっていますが、この後の推移は気になるところですね。

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▼5位:ラジオ 1370億円    (前年比:88.4%)

【個人的感想】ラジオのコンタクトポイントでの車中というスタンダードな内容や、直接的なコンバージョンを狙う、ダイレクトレスポンス系に「化粧品・トイレタリー」が挙げられていたのが興味があります。業界的に、北海道・関西・九州・沖縄では地元広告主の出稿もあり、前年を下回ったものの関東ほどの落ち込みはみられなかったという点も、ネットのローカル展開のヒントにならないか興味が持てました。

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▼6位:衛星メディア関連 709 億円(前年比:104.9%)

【個人的感想】地デジ化へのドラスティックな変革の最中の業界。契約者中心の視聴なもののまだまだ定着していない実状。しかし、セグメントがはっきりしている番組や枠組みには熱心なファンが定着しているようです。地上波テレビと異なるM2・F2(30 代後半以上)視聴者向けの編成強化しているところもポイントだと思います。ある意味、このセグメントは、ネットでのコミュニティ訴求のヒントになると思います。注目業界ですね。

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ちなみに、電通からの出版・研究データは以下。

▼ピックアップ▼
広告費・広告量 | 出版・研究データ | Dentsu Online

メディアミックスが進んでいく昨今では、より価値が上がっている他人事でない貴重なデータですね。

■P.S:今日の気になったサイト■■■■■■■■■■■■■■■■

▼ピックアップサイト▼
創業慶応元年 かづら清老舗 | つげ櫛・かんざし・椿油

●んで、一言

京都祇園のかづら清老舗です。つげ櫛・かんざし・椿油 屋さんのサイトです。
なにより、美しい工芸品の写真と共に縦書きの文章レイアウトが綺麗。

常に降ってくる椿のイラストも印象的で、動と静の美を感じます。
椿のシルエットと、落ち着きのある赤と白のコントラストという一見モダンなデザインコンセプトとDTP的なレイアウトのバランスが素敵なサイトです。

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